里山でお花摘み(雑草)。
細かい手仕事が苦手で、なにかと雑で荒っぽい女の子。
そんな子でも、花を愛でるのが大好き。
…というよりも、なんとなく「そうした方が女子っぽい」と思っている。
道端でちょっと目立つ色の花があると、雑草でも何でも摘み取りたがる始末。
持って帰ってどうするのかといえば、一応土器に放り込んで、生けるっぽいことはやっている。
飾ってしまえばそれで満足。
花が枯れても忘れてしまう。
枯れた花はどうするのかといえば、母ちゃんが真顔で草むらに捨ててくる。
それでも、山菜採りや栗拾いなんかは喜んでやるので、網かごを持たせて里山に連れて行くと、意外によく働くという一面がある。
ただ何をするにも大雑把なので、山菜の採り方にしてもワイルドにやり過ぎることがある。
来年のために1芽残すようにするとか、繊細な気遣いが必要な時でも、根こそぎ取ってしまったりするのだ。
案の定、母ちゃんに叱られる。
これだけ荒っぽい子なのに、なぜか小鳥や小動物が寄ってくる。
警戒心の強いスズメやウサギは、なかなか人に寄り付かないが、森を歩くとついてくるのだ。
それは弟の方も同じ。
もしかしたらこの姉弟には、動物に好かれる何かがあるのかもしれない。
BY THE WAY
余談だけど、この時代のウサギって、食肉用としてみられてたんだよね。
今はペットとして飼われ、とても可愛がられているウサギさん。
でも縄文時代では
ウサギは食べ物。
昔の日本だけじゃない。
ヨーロッパに行くと、今でもウサギの肉が普通に売ってる。
映画なんかでも、ウサギの皮をむいて焼いたりするシーンが出てくる。
中世ヨーロッパが舞台になってるものなんかでは普通にある。
もしかしたら、これを読んでる人の中に、ウサギを飼ってる人がいるかもしれない。
「食べるなんてありえない!」と思うでしょう。
でもこう考えるんだ、
先人が動物の肉を食べて命を繋いできたから、今の僕らが存在してるんだって。
ちなみに三内丸山遺跡からは、猪や鹿よりも、ウサギみたいな小さい動物の骨の方が、多く出てきたそうな。
やっぱり食ってたんだね。。。
ということで、また次回。
定期
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