使わず終いになっていたキャラクター達の紹介。
なんだかんだで、今までいくつもキャラクターデザインをしましたが、その後一度も描いていないものが複数あります。
せっかく生み出したのに眠らせておいたら勿体無いので、過去に描いたキャラクターを引っ張り出してみました。
主要キャラについて、あらためて紹介。
話の前提として、いつも描いているキャラクターについて少し紹介しておきます。
下の絵の真ん中二人、左の女の子がナルミナ、右の男の子がオズ。その間にいる子犬はドチです。ちなみに「ドチ」とは古語の「連れ」の意で、枕草子や古今和歌集などに出てくる言葉です。
また、ナルミナのミナとは、蝦夷文化の中で、女子の名前によく使われていた呼び方です。現代でいう〇〇子とかそんな感じで、他に〇〇メも女子の名前としてよく使われたみたいです。
オズはシャレで付けたような名前ですが、気に入ってるキャラです。「弟」ですから、青森津軽地方の人ならなんとなく分かるんじゃないでしょうか…?このキャラは、なぜかSNSで海外の人にいい反応をもらうことがありました。
漫画に登場するはずだったキャラ達。
ということで、今回は自身の作品「縄文の食卓」から。
どれもすぐに使えそうなものですが、話が途中で止まってしまったので、それっきり登場させず終いになりました。なんとも残念なキャラクター達です。
主人公一家の子供。
いつも描いてるナルミナとオズの弟(次男坊)として登場させるはずだった赤ちゃんキャラです。残念ながら名前はまだ考えていません。
「一姫二太郎」になるはずでしたが、僕自身が身体的にダウンしてしまい途中で頓挫。母親のお腹が大きくなったまま、産まれることなく放置されてしまった子です。
こういう書き方すると、なんだか酷いですね…。
上のタイトル画と、ずっと前に描いた下のイメージイラストでは、既に産まれて抱っこされている状態だったんですが、漫画では出産から描きたかったので、そうなってしまいました。
とりあえずキャラ成仏の意を込めて。( -人- )( -人- )( -人- )
弓が得意な少年。
次は、ナルミナとオズより少し年上の少年で、狩の訓練をしている少年です。この子もまだ名前がありません。
すごく日本ぽい雰囲気のデザインになった?と勝手に思っています。
5000年前設定とはいえ、考えてみれば縄文人は日本列島に満遍なく存在していて、文化的にも遺伝子的にも引き継がれている部分がある訳ですから、当たり前かもしれません。
他は細かな設定などは何も決まっていません。いずれにしても、同じ村に住む近所の子って感じでしょうか。
主人公のお友達。
最後はやはり同じ村に住む子で、ナルミナのお友達の女子です。
名前は「カヤメ」、多分漫画を再開させたら最初に登場する脇役キャラだと思います。
一応「訳あって保護したムササビを飼っている」という設定があります。
ついこの間、Twitterに思いつきで描いたイメージ画をアップしました。
デザインだけしておいて、一度も使ってないキャラを動かしみた。🏃♀️🏃♀️🏃♀️
— 国府田かずや (@kazuyacoda) 2021年9月20日
なんか昔のアニメみたいになった。。。
飛んでるのはムササビだけど、なんでムササビなのかはそのうち。🖌️🖌️🖌️#イラスト #オリキャラ #縄文 pic.twitter.com/y7o93bQaaH
描いちゃってから「おかしい」と思うところが出ちゃうのは結構あるんですが、今回も例外に漏れず。飛んでるムササビの形が少し間違っているので赤を入れてみました。
「皮膜が無さすぎて飛べないだろ」ってツッコミを自分で自分に入れました。
これを踏まえて、直したバージョンが下の絵です。
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おまけ。
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漫画の今後。
まーた無駄に長くなった感じがしますが、僕なりに色々考えているので、どうしてもこうなってしまいます。
今回ピックアップしたキャラクターは、描くのをやめたのではなく、漫画の話が再開したらどこかで登場させるつもりです。
ただ漫画の再開についてはまだ時間がかかります。現在、新規導入したクリップスタジオでの作画練習をしている事と、ある程度描き溜めてから公開します。
別に何かに対して義務がある訳でもないので、「出来たら上げる」くらいの感じで考えています。2年前みたいに無理をすると、また中途半端に終わりそうなので、じっくり取り組んで行く所存。
ちなみに、以前と同じ世界を別の視点で描き直しています。
ということで。