国府田かずやについて。
星の数ほどあるブログ。
もし誰かに読んでもらえたら、袖振り合うも多生のなんとか。
一瞬でも「なんだこれ?」「だれこいつ?」と思ってもらえたら、それだけでもありがたい。
ブログを開くどころか、完全スルーされるかもしれないのに。
そんな僕のパーソナルなお話です。
まずは名前についてのお話から。
名前と出身地。
国府田一八と書いて「こうだ かずや」と読みます。
名前の通り男です。ちなみにこれはペンネームですが、一応自分で考えました。
意味は自身の出身地に由来します。
子供の頃、実家の二階から遠くに八甲田山が見えていました。後藤伍長と雪中行軍で有名な、あの八甲田山です。
でも、大きな集合住宅が間に立ってしまい、見えなくなりました。
実は八甲田の分解。
感のいい人はもう気づいたかもしれませんが、このペンネームは八甲田の分解です。
国府田は「甲田」で、八を後ろに持ってきました。間の「一」はハイフンに見立てています。
つまり「甲田」-「八」というのが元で、これを名前っぽく当て字にして「国府田一八」と書き、「こうだかずや」と読ませています。
そのため、現実に国府田一八という人がいたとしても、その方とは全く無関係です。
尚、本名は非公開です。
追記:2021年5月4日、平仮名のペンネームに変えました。
【審議の末、ひらがなに改名】
— 国府田かずや (@kazuyacoda) 2021年5月3日
∧,,∧ ∧,,∧
∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
| U ( ´・) (・` ) と ノ
u-u (l ) ( ノu-u
`u-u'. `u-u'
普段の仕事。
別ペンネームで活動中。
普段は全然別のペンネームで、イラストを描く仕事をしているフリーランサーです。
イラストレーターといっても、下請けの細かい仕事を大量にこなすことを生業としているので、目立った実績は何もありません。
逆に言うと、そう言う働き方でも、イラストレーターとしてやっていけるということです。なんだかんだで、もう10年以上になります。
内容は、主にスマートフォンアプリゲームのアイテムイラスト、アバターの着せ替えデザイン、それからフライヤーに使うイラストカット類などです。
独立する前。
その前はデザイン関係の会社員でした。
11年ほど勤めましたが、病気が理由でグッチャグチャになり辞めました。
現在Macとアドビ系ソフトの組み合わせで仕事をしていますが、会社員時代にアナログからデジタルへ移行する過程を経験しました。
この時にPCの操作とAdobe Illustrator、Adobe Photoshop のスキルを身につけました。そのため、大分バージョンが古い時代から使い続けています。
こう書くと「結構な年なんじゃないの?」と思われそうですが、「ファミコン世代」とだけ言っておきます。ファミコンって長く使われたから、結構幅広いですけどね。
そんなところです。
縄文文化との出会い。
子供の頃に見聞きしたもの。
縄文時代をテーマにした漫画を描いていますが、別に縄文マニアではありません。そんなに最新の発掘情報を追いかけている訳でもないし、日本全国の縄文遺跡について詳しい訳でもありません。
僕は三内丸山遺跡の近くに生まれました。
子供の頃、まだ発掘調査が行われるずっと前のあの場所は、どこにでもあるただの田舎の山でした。強いて言えば総合運動公園がありましたが、他は民家すらないような僻地です。
すみません、はっきり言ってしまいました。
しかし、漫画の通り、掘れば簡単に土器の破片がボロボロ出てくるので、地元の人は「あそこには何かある」と言う認識は持っていたはずです。
少なくとも自分の周りではみんな知っていました。
三内丸山遺跡は遊び場だった。
なぜかずっと放置され、誰も見向きもしないので、土器片や矢じりが取り放題でした。ただの野ざらし状態なので、誰かに管理されてもいませんでした。
よく友達と一緒に、自転車に乗って土器取りに行ったものです。
夕方5時のサイレンがなるまで遊びました。
貴重な縄文土器の破片を、遊びながらリアルに手にとっていたわけで、その経験が僕と縄文文化を身近にしていました。
そもそもなんで縄文がテーマなの。
ある時から、縄文にとどまらず、東北の歴史と文化を、自分なりの方法で皆さんに見てもらいたいと考えるようになりました。
出来るだけわかりやすくするには、どうやればいいんだろうと考え、漫画・イラストで見せる手法をとりました。
青森県は独特の文化が色々あります。漆塗りなんかは、どこか縄文文化を彷彿とさせるような工芸品です。ねぶた囃子も古代のリズムを感じます。
そこに三内丸山遺跡の発見となって、“色の濃い”独特の文化は、縄文に淵源があるんじゃないかと思い、意識するようになりました。
漫画・イラストの投稿を始めるも苦戦。
漫画については完全に我流。
自慢じゃありませんが、僕は本格的な漫画を描いたことが一度もありません。
せいぜい小学生の時、ノートか雑紙に漫画の真似ごとを描いたことがある程度です。そのため、プロセスとか、描き方もよくわかりません。
どっちかというと、元々は一枚絵を描くイラストレーターですから、漫画については完全に我流です。
描くのはいいけど、どこでどうやって見せるかにもちょっと悩みました。
ツイッターだけだとイマイチ発信力が弱いし、かと言って本格的な漫画を描いてるわけでもないから専門サイトにはちょっと場違い。とりあえず、ブログでやってみようかという事にしました。
最初は純粋な漫画というよりも、絵本に近いものを書いていまいした。
漫画本は基本的に横に読み進めますが、ブログは縦にスクロールさせるのが基本です。この点も考慮して、1コマを挿絵のように文章の間に入れる見せ方にしていました。
そのため、漫画というより、絵物語という方が正確かもしれません。ただジャンル分けの便宜上、「漫画」としていました。
悪戦苦闘の末迷走、そして頓挫。
しかし、一本描くのに結構な時間が必要で、中々更新出来ず苦しみました。
物語を1から考え、絵を複数枚描いて、作文をまとめて初めてアップです。よくある「毎日投稿」など出来るわけもなく、ブログの内容も無理やり記事を書いて迷走し始めます。
苦肉の策で1コマ漫画的なものを始めましたが、今見返しても絶望的につまらない。
自分で言ってりゃ世話がないということで、本来やりたかった事とは大きくズレてしまいました。この時はSNSで朝昼晩の毎日投稿をしていましたが、同じような画像が日に何回も流れるので、結構ミュートされてたんじゃないかと思います。
実際、ブログでもSNSでもまるっきり良い反応がありませんでした。
結局、何のために更新しているのか分からなくなってしまい頓挫。体の具合が良くなかったことも重なり、2019年の正月から1年以上活動停止となってしまいました。
2021年、SNSから少しずつ活動再開。
2020年の年末、「生存報告」のgif画像投稿。翌年2021年の元日からSNSへのイラスト投稿を再開しました。
— 国府田かずや (@kazuyacoda) 2020年12月28日
#お正月 #あけおめ pic.twitter.com/C3kZXtzMS1
— 国府田かずや (@kazuyacoda) 2020年12月31日
そして2021年6月から、ようやくブログの再開となりました。
正直復帰した時点でも、何かしら作品がまともに描き上がっているわけではありませんでした。あれこれ考えて沢山手を動かしてはいたのですが、まとまり切らないところが多々あります。
結局能力の問題だと思いますが、時間はかかっても納得出来るものを世に出してみたいとの思いは変わらずです。なので、しつこく食い下がってみようと思います。幸い商業ではないので誰にも迷惑がかかりません。
ずっと思っていたのは、様々なネットコンテンツを見ていると、「質より量」が物を言うところがあるように感じています。その辺が自分に合っておらず、どっちかというと「量より質」に重点をおきたい派で…。
量産出来るものではないですが、出来たものからでもアップして、とにかく続けて行こうと思い直している今日この頃です。
ということで、これから出来るだけ更新を続けたいと考えていますので、そうぞよろしくお願いします。
またツイッターでも気軽にリプくれたら幸いです。