キャラクター紹介<その2>
漫画・縄文の食卓の登場キャラクター紹介、第2弾です。
今回は、メインの登場キャラ4人になります。
前回 紹介した子供たちの、お父さん、お母さん、おじいさん、おばあさんです。
アラシマ(荒嶋)
主人公の子供たち二人の父親。
村長(ムラオサ)の息子で、狩りに釣りにとよく働くため、村人たちから一目置かれています。
特に釣りは村一番の名人です。
海や川の知識も豊富で、季節ごとの美味い魚をよく知っています。
また、かつて大きなサメを一人で仕留めたこともあります。
子供たちに対してはとにかく放任主義です。
自分が子供の頃、村長の息子であることを気にせず、自由にのびのびと野山を駆け回っていました。
その経験から、自分の息子や娘にも、好きなようにさせておくのが一番いいと考えています。
ある意味村長一家の特徴かもしれません。
サザミナ(小々海奈)
主人公の子供たち二人の母親。
村長の息子アラシマの妻で、どんな仕事でもそつなくこなす、器用な女性です。
料理はもちろんのこと、衣類や網かご作り、土器や土偶も作ります。
元々は別の村で生まれましたが、アラシマとの出会いをきっかけに、三内村へ嫁いできました。
今、お腹に三人目の子供を宿しています。
本来働き者のサザミナですが、まわりが気を使ってお産に備えている状態です。
そのため、子供たちにも、細かいことを手伝ってもらいながら暮らす日々が続いています。
アラシマが子供にあれこれ言わない代わりに、母のサザミナがお手伝いをさせながら、村の仕事を覚えさせているところです。
カシン(鹿信)
主人公の子供たち二人の祖父。
長い間三内村の村長(ムラオサ)として、とても村人たちからしたわれています。
村長といっても、村人に強く指図してこき使ったりすることはありません。
村で起こる様々な問題をまとめたり、いろんな行事の先導役となります。
また、よその村との交易のときは、“村の顔”としておもてに立ちます。
リーダーとしての仕事ぶりは立派ですが、基本的にお気楽な性格で、酒とさかなが大好きです。
細かいことはあまり気にせず、いつもなにかしら楽しむことを求めています。
そういう大らかさが、村人からしたわれる理由かもしれません。
トヨ(登代)
主人公の子供たち二人の祖母。
村長カシンの妻であり、村の祭事を取り仕切る巫女の長老です。
精霊の声を聞き取ることができる、ある種の霊力があり、独特の世界観を持っています。
いつもは物腰の柔らかい優しいおばあさんですが、祭事では若い巫女たちを束ねる、年季の入った祈祷師でもあります。
若い頃から巫女として才能を発揮し、幾度となく精霊の声を聞き取って占いを続けてきました。
村人からは様々な相談を受け、自然に村の中心的な存在となっていきました。
そのため、村長となったカシンとは「村のための契り」を結びましたが、結果的に可愛い孫にも恵まれて、とても幸せな日々を送っています。
キャラクター設定は都度更新します。
キャラクターの設定等は、これからお話が進んでいく中で、加筆が必要になります。
そのため、このキャラクター紹介ページは、必要が出てきたところで都度更新していきます。
この先文章が結構な長さになるかもしれませんが、その場合は読みやすく編集していきます。
また、新たに登場したキャラクターの追加もしていきます。
これから先、この一家の物語がどう展開していくのか、筆者も楽しみです。